有名企業の公式youtubeチャンネル事例:菓子メーカー編
前回に続き 企業の公式youtubeチャンネルの活用事例を紹介していこうと思います。
誰もが知っている有名企業がどういった動画を公開しているのか?どれくらいのユーザーが視聴しているのか、など を中心に業種別・業界別で代表的な事例をご紹介していきます。
2019年に調査を行った時と2023年の現在がどれくらい変化しているのかを含めて紹介したいと思います。
有名企業の公式youtubeチャンネル事例:菓子メーカー編
今回紹介するのは、菓子メーカーです。
まずはどういった菓子メーカーがyoutube公式チャンネルを開設していて、どれくらいのチャンネル登録者数がいるのか、などを見てみましょう。
2019年7月25日のデータ
※下記データは、2019年7月25日現在のデータです。
企業名 | 公式youtubeチャンネル登録者数 | 動画数 |
森永製菓 | 18,556人 | 424本 |
江崎グリコ | 73,943人 | 500本 |
meiji (明治) | 60,295人 | 204本 |
カルビー | 3,396人 | 43本 |
ブルボン | 17,246人 | 131本 |
2019年には、大手菓子メーカーはどこもyoutubeチャンネルを開設してましたが、動画の本数に関してはメーカーによって大きな差が出ていて、最もチャンネル登録者数が多いのは、江崎グリコで7万9千人を超えていました。
上記表で言うと、カルビーは43本と最も動画本数が少なく、それに比例して、チャンネル登録者数も3000人強と大手メーカーとしてはかなり少ない数字になっています。
これを見てわかるように、必ずしも動画本数とチャンネル登録者数が連動するわけではないのですが、そもそもUPしている動画の本数が極端に少ないと、知名度があっても、チャンネル登録はしてもらえない、、ということは言えるかと思います。
2023年11月30日のデータ
では2023年11月30日にはどうなっているでしょうか?
企業名 | 公式youtubeチャンネル登録者数 | 動画数 |
森永製菓 | 6.03万人 | 687本 |
江崎グリコ | 6.91万人 | 221本 |
meiji (明治) | 8.15万人 | 454本 |
カルビー | 1.27万人 | 148本 |
ブルボン | 3.02万人 | 62本 |
大きく増えているのは森永製菓とカルビーですね。森永製菓は登録者数が3倍に、カルビーは4倍、ブルボンは2倍に増えています。
動画の本数は不要なものを削除しているので増減があるようではありますが、当初全く動画が少なかったカルビーは「カルビー総選挙」などのユーザーを巻き込んだ企画などで人気が上がってきているようですね。
森永製菓のyoutubeチャンネル
森永製菓のyoutube公式チャンネルは、テレビCMやWEB限定動画、さらにレシピ、チャレンジ動画などを配信していて、YouTubeっぽい動画を作っているようですね。
そういった努力によって登録ユーザーが3倍に増えたのではないでしょうか?受験生に向けた動画コンテンツが充実しているのも特徴ですね!
公式チャンネル名 | 森永製菓 |
チャンネルURL | |
チャンネル登録者数 | 6.03万人(2023年11月30日) |
動画本数 | 687本 (2023年11月30日) |
動画更新タイミング | 不定期・1週間1本以上は更新 |
動画の内容 | 商品CM、CMメイキング、WEB限定CM、レシピ動画、企画もの動画など |
カルビーのyoutubeチャンネル
カルビーのYouTubeチャンネルは2019年から随分変わった印象があります。CM以外に様々な企画ものを取り入れたオリジナルの動画を多く作られているようですね。
いかがでしたでしょうか?
ただ動画を作って公開するだけではなく、作った動画をどう活用していくのか、、、が重要です。
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