動画コンテンツに効果的なSEO対策とは

VSEO

SEOとは「Search Engine Optimization」を略したもので、「検索エンジン最適化」を意味します。
一般的にSEOというと、WEBサイトを検索上位に表示させる施策のことを言い、企業でも様々な対策をされていることかと思います。
近年では、WEBサイトだけでなく動画の検索対策も重要になってきており、VSEOと呼ばれています。




動画SEOの基本:youtube検索対策

VSEOは、主に動画の内容、質の2つの要素で評価されますが、検索エンジンが検索順位を決めるために読み取る情報はWEB上のテキスト、つまり文字であり、動画の内容や音声の情報は検索エンジンには認識されません。

そのため、動画の内容は、タイトルや動画の説明文に入っているテキスト情報やメタデータの情報によって検索エンジンに認識され、ユーザーが検索した内容に関連性の高い動画が検索の上位に表示されます。YouTubeでの関連動画一覧への表示についても、タイトルなどのテキスト情報やメタデータの情報に基づいて関連性などについて判断されるのです。

どんなに素晴らしい動画を作っていても、適切な検索キーワードを使えてない場合は、ユーザーに見てもらえない、、、ということになってしまいます。内容と検索キーワードが一致してこそ、youtubeでの上位に表示される可能性が出てくるのです。

また、動画の質の評価については、再生時間や再生回数のほか、視聴ユーザーからのLIKEの数なども基準となりますので、とりあえずテキストだけ入れていれば・・・ということではないので、この点はしっかり認識しておきましょう。

動画SEOを考える上で重要なポイント

先ほど述べたとおり、VSEOにおいて重要となるのは「検索ワード」と動画の内容の一致です。

youtubeに登録することができる下記の情報をしっかり登録することを忘れないようにしましょう。

動画のタイトル

最も気を付けなければいけないのは「動画のタイトル」です。

そしてタイトルの適切な文字数は24〜28文字と言われています。
実際は100文字まで入れることが可能だそうですが、動画が再生される際に表示されるのは24文字だそうですので、重要なキーワードを含みつつ、端的に動画の内容を伝えられるようなタイトルをつける必要があります。

ユーザーの気を引くためにインパクトのあるタイトルをつけたいという気持ちになるかもしれませんが、動画を見て「タイトルと違う!」というマイナスイメージを持たれてしまっては意味がありません。タイトルと動画の内容が一致し、ユーザーが動画の内容に共感できるようなタイトルを付けることをおすすめします。

動画の説明文

youtubeに入れることができる動画の説明文は、youtubeでは重要なテキスト情報となります。この部分を面倒だからとしっかり書かれていない動画も多いのですが、ブログを書くのと同じようにしっかりとキーワードが含まれるような文章を掲載することが望ましいです。

実は文字数としては全角で2500文字まで入れることができるのですが、2500文字はなかなかハードルが高いですよね。

文字数が多ければ良い、というものではないので、動画の内容をしっかり説明できる文章を書く、ということを念頭に置き、文字数にはこだわりすぎない方が良いでしょう。
ブログなども同じですが、無理矢理キーワードを連続で入れてしまうと、スパム扱いされてしまうこともありますので、注意が必要です。

自然な文章で、ユーザー目線で書くこと。これが一番重要です。

タグとハッシュタグ

youtubeでは、タグを登録することは重要ですが、これによって検索上位に表示される、ということはないようです。
タグを入れることで、youtubeから見た時に、どのカテゴリーの動画なのか、どういう種類の動画なのか、ということを判断し、関連動画として表示するために使われるのです。

例えば 必ず自社名やサービス名、商品名を入れることで、自分の他の動画との関連性を高めることができるので、関連動画として自分の動画が表示される可能性が高まります。
これは必ずしも自分の動画が関連性の高い動画として表示されるわけではないのですが、独自性の高いタグの場合は、その可能性も高まるでしょう。

ただ、たくさんのタグを入れすぎてしまうと、そういった可能性も低くなってしまうため、タグは厳選したものを入れる方が良いと言われています。

また、2018年3月から、youtubeでもハッシュタグが使えるようになりました。
インスタグラムやTwitterではおなじみのハッシュタグですが、こちらは説明文の中に#○○○ の形で記載されることでハッシュタグとして機能します。


実は、動画コンテンツがSEOに与える影響に関して、Google社の公式な見解は存在しません。また、過去にGoogleのスタッフから、動画コンテンツをサイトに掲載しても、それだけで検索順位が上昇することは絶対にないという趣旨の発言がありました。以上を踏まえると、Googleの検索対策で効果を上げるには、Googleが公式に表明している「ユーザーファースト」観点に沿って、サイトや動画などのコンテンツを作成していく必要があります。

google社が公式に発表している、ユーザーファーストというのは、ユーザー目線でサイトや動画などのコンテンツが作られているかどうかの点に尽きます。

SEOにしてもVSEOにしても、本当の意味で効果を発揮するのは、ユーザーファーストの本質に沿って、ユーザーにとって有益な情報、コンテンツを作成することだということを心がけましょう。


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